電気はこまめにきりましょう


というわけで、
「ライツアウト」です。
1995年に㈱タカラ(当時)さんより販売された携帯型パズル玩具ですね。
5×5、計25個のとある法則により点灯・消灯するボタンを使い、
全てのボタンのライトを消す(ライツアウト)とゲームクリア、と、
まあ、そげな感じのものです。
カラすけの青春時代である90年代の玩具ですからね、
ええ、当然遊びましたとも・・・・・・友達の家にあるやつをねッ!
ただ、その友人の家にあったのは箱も説明書も無かったので、
ルールもわからずにプレイしていました。
で、まあ、結局1問もクリアした記憶が・・・ね。
そんなこんなで、マウンテンサイクル(中古玩具屋)でこれを見かけたとき、
ふとその時の記憶が思い出されてましてね、この度の駄文書きの対象となりました。
まあ、ご一緒に、こいつはいったいどげな玩具なのか?
それを見ていけたらなぁと思います。

ちなみに、もうひとつ「ライツアウト」という同名玩具があります。
こちらは、2000年に㈱トミー(当時)さんから販売された携帯型パズル玩具です。
遊び方も、これまたほぼ同じですね。
ただ、こちらの方はパワーアップ(?)して、
ライトのカラーが2段階になっていますね。
頭の弱いカラすけには厳しいものですので、
今回はこの程度しか触れません。

あともうちょこっと脱線しますと、
この頃は携帯ゲーム玩具が数多く出ていた時期でもありましたねぇ。
たまごっち・デジモン・ビーマニポケットあたりもかなぁ。
しかし今って、そういう携帯ゲーム玩具があんまり出ませんね。
まあ・・・流行らないからでしょうか。
スマホでいろんなゲームができる時代でもありますしね。
でも、携帯ゲーム玩具って、
こった遊び方をさせたり、デザインが素敵だったりと、
いろいろな意味で面白いですからね。
80年代特集よろしく、
どこぞの出版社がまとめてくれないでしょうかね、90年代もの。
閑話休題。
さて、タカラ版「ライツアウト」を見ていきましょうかね。

まずは、内容物から。
ゲーム機本体が1台、説明書(必消(?)ガイドブック)が1冊となっております。
本体をちょっち見ていきましょうか。

正面から。
遊びのメインとなる25個のボタンと、
各設定用のボタンがありますね。
あと、大きさの割に、手に持ってもそんなに重い感じはじませんね。
ただ、電池(単三電池3本使用)を入れると、
結構良い重さにはなりますね。

裏側には、電池ボックスのフタがあります。

ネジ式タイプじゃないのはメンドくさくなくて嬉しいですね。

最後に、サイドから。
携帯ゲーム玩具の割には厚みがガガガガ・・・。
まあ、電池分の厚みが要りますからね、
適切なほうかもしれませんね。

次に説明書の方をば。
本体の各部の名称や遊び方の基本、
パズルの解き方などが記載されていますね。
まあ、難しいことを抜きにして、
ここでこの玩具の遊び方を詳しく綴っておきましょうか。
まずは、パズルゲームですからね、
問題を解くのが目的です。
では、その問題とは?

光っているライトを全て消すことです。
で、その光っている部分は、
ボタンを押すことで消すことができるんですが・・・、
このボタン、一筋縄ではいきません。

何故なら、押下したボタンと、
その上下左右のライトの点灯・消灯が入れ換わるからです。
点灯していたボタンのライトは消灯し、
消灯していたボタンのライトは点灯します。
なので、単純に光っている部分を押しても、
ライトが増えていくだけで、にっちもさっちもいかなくなりますね。
昔プレイしていたカラすけさんが良い例です。
なので、ボタンを押下する際はよく考えてからでなければなりません。
故に、パズルゲームなんでしょうね。まったく、苦手な分野ですよ。



あと、こんな法則もあるようで、
それにできるだけ手数も少ないようにやっていかなければなりません。
ホント・・・頭がスポンジになりますよ。
でも、昔にこれをクリアできていたら、
今とは違った人生になっていたのかもしれませんね。
とまあ、内容物はこげな感じで。
ではでは、さっそく遊んでいきましょうか。
電源スイッチ・・・課長オーーーーンッッ!!

ライトが、左上から反時計回りに内側へ移動し、
中心に来ると、上のように十字にライトが点灯します。

ここで、青いセレクトボタンでゲームモードを選択します。
モードは全部で3つ。
1つ目は、全50問モード。
固定の問題を次々と解くモードですね。
一定数解く度に最短手数が増えていきます。
まあ、段々難しくなるってコトですね。
2つめ目は、1500問モード。
1500問あるパズルの中からランダムで出題。
もう・・・モノ好きなんだから。

3つ目は、エディットモード。
解けるかどうかの判定はしてくれませんが、
ライツアウトの問題を好きなように作ることができます。
とまあ、そんな感じのが3つです。
まあ、基本となる1つ目のモードをやっていきましょうかね。

スタートすると全50問の第1問目が始まります。
で、これが第1問目です。
ライトが3つ点灯していますね。
この状態から始めて、全てのライトを消せばクリアになります。
うん、これが昔は解けなかったんやんね。
その汚名・・・今が晴らす時だ!!
まずは1手目ですが・・・、
昔の自分なら真ん中を押していたでしょうね。
コレ買ってきた時も押してましたし。
だが大丈夫だ・・・問題ない!!
伊達に年食っては無いですからね。
何故ならばッッ、

攻略本ぉぉぉんッッ!!(テレレレーン)
わぁ・・・ずっちぃ大人ですね、コレ。

1つめのモード、全50問解説付きです。
やったねタエちゃん、クリアが増えるよ。
でっ、でもでも、見たのは最初の方だけですから、
まだ大事なモノは失っていはいない・・・そんな気がします。

あっ、あと、ライツアウト誕生物語の漫画も載ってます。
ああ、開発者はライツアウト伯爵じゃないんですねぇ・・・。

しっかし、このサイズの攻略本というか、
こういった公式本も出るのが90年代クオリティですね。

現在でもこういうムック本は出ていますけど、
サイズが何故か大きくなっていますからね。
うむ、ではお待ちかね、
攻略タイムです!

最初は中心ではなく、
点灯しているライトの下のボタンを押します。
まあ、上でも可ですよ。

それを初期の3ボタン分押すと、
このようなライトの点灯になります。

で、次は、一番下の段の点灯しているライトを、
左、右、

中心の順で押すと・・・。、
もうお分かりですね、これで「ライツアウト」完了です。
最短6手、これが絶望へのタイムだ!!
うむ、結構単純でしたね。
カラすけが今も昔もダメダメだってことがよくわかりますよ。

クリアすると、第2問目が出されます。
おや、この形・・・見える、私にも解き方が見えるぞッッ!!
まあ、第1問目の途中形態が2つあるだけですからね。
このように、見覚えのあるパターンまで持っていくことが、
クリアへの近道ですね。故に、攻略便は最初の方だけで済むわけです。
しかし、その後第6問目以降、
カラすけたちの姿を見た者はだれもいなかったという・・・くすん。

「ライツアウト」でした。
まあ、なるべく攻略本やヒントに頼らず頑張ってみたんですが、
普通にやると全然進むことができませんね。
故に、退屈して飽きてしまうのが早そうなんですが、
ボタンを押すことで変化するライトは見ていて面白く、
パズルを解けなくても何となく楽しい、そんな玩具になっていますね。
また、ボタンの押下時は音もでますし、細かいパーツが出ることも無いので、
対象年齢は9歳以上ですが、知育玩具としても使えるのではとも思います。
実は本当のパズルってのは、
「こうやって遊び方を工夫すること」なんじゃないだろうか、
そんな事を思ってしまう今日この頃でした。
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